速耳トレよもやまコラム

[09]速耳活用高速学習(2)

 (1)の続きです。高速学習に取り組む中で、どう「速耳」を活用したらいいかということを中心にお届けします。

 
 まず(1)で書いたように、様々な手法の中の1つとして速耳を活用するという姿勢を忘れないようにしましょう。また、あなたにとって「耳からの(聴覚による)」学習が効果的かどうかは分かりません。世の中には視覚系の入力を得意とする人、聴覚系の入力を得意とする人、感覚系(体験系)の入力を得意とする人など様々ですからね。
 
 とはいえ、一般的に言って聴覚からの入力情報は定着しやすいと考えられます。ただし、聴くことに集中出来る環境作りは必要です。音声のスピードというのは、通常、脳の思考スピードの数分の1程度です(といわれています)からね。
 
 さて、学習の中で速耳を活用するメリットですが・・・
 
1.視覚系に偏りがちな入力に聴覚を導入することで、多角的な入力ができる。
 
2.高速な音声を活用することで、前頭前野を活性化させ、集中力・記憶力を高めながらの学習が可能になる。
 
3.携帯プレーヤーを活用することで、学習コンテンツを持ち運べるようになり、歩きながらの学習など「○○しながら」の学習が可能になる。
 
4.定着段階では2~3倍、確認段階では3.5~5倍というように、スピードを変えることで多様な学習が可能になる。
 
というようなメリットがあります。
 
 特に2は非常にいいですね。上述した「集中出来る環境」という意味では「○○しながら」というのはマイナス要因になりますが、それでも活用のチャンスは多いですし、何よりスピードを上げることで「一生懸命に聴かざるを得ない」という状況を作ることが可能です。
 
 定着段階では2.5倍以上にスピードを上げる必要はなく、むしろ余裕を持って聴き取れるぐらいで取り組むようにします。もちろん、高速な音声に慣れてくれば3倍程度までは活用可能だと考えています。また、聴きながら、マインドマップでまとめたノートなどを参照するようにすると、多チャンネルの学習という意味では非常に効果的です。
 
 人によっては専門学校の授業を録音して、それを2~3倍速で復習するという使い方をしているようです。これなら90分の授業が30~45分で復習出来ますし、移動時間などを使えば、それこそ何度でも復習出来ますよね。
 
 もちろん、ある程度定着してくれば「繰り返し」という意味ではノートの見直しや、参考書の速読、速耳マスターの速読機能活用などの方が断然効果的です。しかし、その段階でも速耳を使う価値はあります。例えば4倍程度の、通常なら聴き取れないスピードで、あえてテキストを見ずに聴くと、しっかりと理解しているところは先を予測しながら聴くことができるため「確認作業」で済み、聴き取れます。聴き取れないところは学習(定着)が不十分ということですね。
 
 このような活用の仕方をすることで、速耳は学習にかなりの力を発揮するのです!
 
 ちなみに速耳マスター2は、自分のもっている学習コンテンツ(音声教材)を指定するスピードに加工して録音することができますので、それを携帯プレーヤーに入れておけば上述のような学習が非常に手軽にできます。
 
 なお、音声がなく、テキストだけがあるという場合の教材作りについては、「速耳教材の自作」を参考にしてください。
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投稿者 てら : 2008年03月25日 21:22

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