速耳トレ支援ソフト

[02]製品版速耳マスター2

 マグノリア社から販売している製品版速耳マスター2です。現在、ダウンロード版のみ販売中です。(ソフトウェア単体 税込み\3,150)

 
★集中力・理解力を高める速耳トレーニングを手軽に実現!「速耳マスター2」
 ご存じの方も多いと思いますが、音声を高速に再生するだけであれば、フリーソフトにもそのようなものが存在します。それでもあえて、SRR速読教室が速耳ソフトをプロデュースしたのにはワケがあります。
 1つは、世間ではあまりにも非科学的な、誇張された宣伝ばかりが目に付き、幻想と夢のような話ばかりが語られてしまっていること。その状況の中で、地に足の着いたメソッドと情報を提供していきたいと考えたからです。2つめは「高速学習」という観点から自分で、あるいは自分の運営する教室・学習塾(ただ今閉鎖中)で使いたいソフトを作りたかったからです。つまり、高速学習の指導者として、本当に価値のある教材とノウハウを世間に提案したいという思いでこのソフト・教材をプロデュースしたのです。
 ですから、単なるソフトウェアではなく、本当に価値のある、効果の上がる脳力開発教材という位置づけとコンセプトでご提供させていただいています。
 
■速耳トレーニングとは?
 速耳トレーニングとは「音声を高速に再生し、それを聞く」という非常に簡単なものです。そして、このトレーニングによって「脳が活性化する」ということで、高速音声トレーニング(速耳トレーニング)はビジネスマンの間でも大いに注目されています。
 
 このトレーニング方法を日本に持ち込み、提案したのが田中孝顕氏です。(氏の著書としては「脳がみるみる若返る速聴ドリル」、「最新強化版・頭の回転が驚くほど速くなる」、「スピード脳力開発「速聴」体験」など非常に多くのものがあります。)
この手法が非常に簡単そうに見えたこと、そして氏のPRがヒットし脳力開発の技法として広く認知されたことで、他社(うちもそうですが!)が多く類似商品を出してきています。
 
※「速聴」という言葉は一般的な名詞のように使われていますが、田中氏が代表取締役を務めるSSI社の登録商標です。
 
 しかし、そのほとんど(というかSSI社以外)は科学的な検証もせず、ただ推測だけでデタラメなことを語っていることが多いのも事実です。
 
速耳トレーニングの効果
 速耳トレーニングの効果については、実は東北大学川島隆太教授らの研究チームが、SSI社の提案に基づいて科学的な研究を行い、国際学会でも発表されています。(rapid listeningと呼ばれています。) 
 そして、高速な音声を聴くことは理性の司令塔である前頭前野を活性化させるということが分かっています。
 
 しかし、そのトレーニング方法としては「1.音声として認識できるスピードであること」、「2.原稿を見ずに、聞くことに集中すること」という条件で行われています。
 
1.音声として認識できるスピードであること
 高速に再生される音声が聴き取れるようになるということには2つの側面があります。1つは、高速加工したために「音の波形」が通常ではありえない形になってしまっていて、脳が音声として認識しなくなるわけですが、それを「これは音声だと認識できるようになる」という側面です。
 
 たとえて言うなら、音質の悪い電話や、発音の悪い人の言葉、あるいはイントネーションの違う方言に耳が慣れて聴き取れるようになるという状態です。これは別に脳が活性化したわけではなく、単に「そういう力が付いた」というだけです。音質の悪いトランシーバーで会話の送受信をしているからといって頭がよくなるのであれば、無線技師はみなさん天才になってしまいます。(爆)
 
 テレビで放映された「8倍速を聴き取れる人」などは、まさにこれです。テレビでは高速に再生される誰でも知っている諺を聴き取り内容を答えるという実験が行われていました。この「誰でも知っている諺」であることがポイントです。8倍速で聴き取って瞬時に理解できていれば、それは非常に素晴らしいですが、長~く考えた末に「この諺ではないですか?」と知っている知識の中から探し出しているだけなのです。これはまさに「音声として認識できた」というレベルにとどまっていると考えられるのです。
 
 もう1つは、聴き取った上で内容を理解するという側面です。実は川島教授らの研究で出された結論もこの側面を重視しています。私たちの脳(前頭前野)は通常のスピードでも、文章を聞いたり、人の話を聞くことで活性化するのです。これは頭の中(記憶の中)で主語と述語をつなぎ合わせたり、文脈の中に位置づけたりする作業が、前頭前野にとって大変な作業であるために活性化すると考えられています。そして、これが高速になると前頭前野の処理も高速にならざるを得ず、それに応じて活性度も高まるということなのです。
 
2.原稿を見ずに、聞くことに集中すること
 聞く作業と違い、本(原稿)を読む際、私たちは周辺視野からの情報で、前後の結びつきを補いながら読み進めていきます。ですから、音声を聴くことに比べて本を読む行為は脳の活性度が低くなります。そして同じ理由で、読むスピードは聞くスピードの2~10倍にもなりえるのです。
 
 ということは、原稿を読みながら聞いてしまうと、1で解説した「記憶の中でつなぎ合わせる」という作業がなくなり、脳の活性化効果は低くなると予想されるのです。これについては科学的な検証はなされていませんが、これまでの私たち(受講生のみなさん)の取り組みから見ても、原稿を読みながらでは、聞いている部分と読んでいる部分が食い違ってきて、かえって聞きづらい、読みづらいということは確かであり、これは当然脳の活性化効果を下げていると予想されるのです。
 
 川島教授の著書の中では「できるだけ速く読むこと」が効果的とされていますので、もし聞きながら読むのであれば、自分が読むスピードよりもほどほどに速いスピードで聞くことが効果を高めるポイントではないかと考えられます。しかし、これも1で書いた「音声として認識できるスピード」と併せて考えると、あまり高速なスピードは非現実的です。
 
 ちなみに、川島教授らの実験では2倍程度のスピードが脳を活性化する効果があり、3倍を超えるようなスピードでは効果が得られないという結論になっています。これは1に示した「音声として認識できる範囲」という条件が絡むためだと考えられます。
 
 ただし、私たちの「耳の慣れ」によって3~4倍程度の音声が認識できるようになれば、それ以上のスピードでも効果があると予想できます。しかし、それについても心理学的な実験データなどを併せて考えても、せいぜい数倍(スピードで言うとせいぜい1200文字/分程度)が限界ではないかと考えています。
 
 もちろん、人間の脳の可能性は決して軽んじて考えるべきではありません。あくまで「通常のトレーニングとして、現実的に考えた場合」という条件付きです。
 
 そしてここからが一番重要なのですが、そのようなことを考慮して、正しいトレーニングを行った場合、どのような効果が得られるのかということです。
 
 これは、前頭前野の活性化によって記憶力・集中力・理解力などが高まると期待されています。脳が活性化するというのは、脳が働きやすくなるということであり、具体的にどういう能力が付くということは断言できないのです。
 
 ウェルニケ中枢が・・・などという聞こえのいい宣伝文句が印象的ですが、それが確かだとしても、だからといって劇的な効果が得られるものではありません。それによって人生が変わるような体験ができるとしたら、記憶力・集中力・理解力が高まった状態で人生の成功哲学を聞き続けることによって得られる効果です。速耳トレーニングの効果ではなく、学習した内容の効果です。(ですから、SSI社のナポレオン・ヒル教材などで人生が変わる体験というのは、あながちウソではないと考えられます。ただし、根気よく聞き続ければという条件付きですが。)
 
 また「高速道路から降りたときの加速感」が謳われることもあります。これは脳の可塑性と呼ばれるもので、確かにそのような効果はありますが、その効果は数分で消えてしまいますし、脳が活性化するということとは別の問題です。これは英語のリスニング力を高める場合など「聴く力」を付けたい場合には有効ですが、上記1の問題に限定されるものであると考えています。
 
 ということで、冷静かつ現実的に考えると、
 
1.理解をスムーズにする効果(これは受講者の方からの声でもっとも多く寄せられる効果です)
 
2.記憶力を高める効果
 
3.集中力を高める効果
※この2・3は音読・計算に比べると効果が低いというデータが川島教授らの実験で示されていますが、音読・計算は楽しくないのですぐに飽きてしまいますが、速耳トレは教材次第で長く続けられるというメリットがあります。
 
4.何度も聞くことによって文章を記憶に蓄積する効果(これは脳の活性化とは別問題です)
 
という4つの効果が期待できます。そして、これらは速読トレーニングには効果的であると判断しています。
 
■速耳トレーニングの効果を高めるために
 以上のようなこともあり、速耳トレーニングで脳を活性化させるためには、ただ適当に聞いていても意味がありません。目的などに応じて、正しい取り組み方をする必要があるのです。
 また、速耳トレーニングをする際に考えなければならないのは、聞くコンテンツの問題です。脳を活性化させる効果を期待するためには、常に新鮮なコンテンツを聞く必要があるのです。これは何度も聞いて覚えてしまう(聞き慣れてしまう)と、脳はがんばらなくても理解できるようになるため、徐々に活性化度合いが下がってくるからです。
 ということは、何度も聞いて聞き慣れないと3倍を超えるスピードは聴き取れるようにならないのですが、聴き取れるようになった頃には脳の活性化の効果はなくなっているということなのです。だからこそ、川島教授らの結論も上記のようなものになったのではないでしょうか。
 ですから、速耳トレーニングに取り組む場合には、正しいノウハウに加えて、豊富なコンテンツを用意することが必要だと考えましょう。
 
■速耳マスター2の特徴
 ここまで解説したように、ただいたずらに速く聞くようなものではなく、効果的なトレーニングになるようにナビゲートすること、そして豊富なコンテンツを提供することがこのソフトのねらいです。そして、この効果を高めやすくするために以下のような機能が実装されています。
 
 1.音声の再生スピードを0.1倍速単位で自由に設定。しかも変速をプログラムできます。
 
 最初から高速な音声でトレーニングをしようと思っても、それは無理な話です。そして耳で聞き取れない音声を聴いても、脳はまったく活性化しません。しかし、聴き取れる程度の、一定のスピードで聞き続けていると、やがて脳は飽きてしまいます。なんとも、脳力開発というのは難しいものなのです。
 
 そこで、速耳マスター2では、0.5倍速から6.0倍速までの範囲内で、0.1倍速単位で自由にスピードを調節することができます。今の自分に最適なスピードを設定することができるわけです。しかも、時間の経過や繰り返しの回数にしたがってスピードを自動的に変速するプログラム機能が搭載されています(下図)。
 
 そのことによって、脳を飽きさせることなく、確実に脳力開発をおこなうことができるのです。

 
 
2.目的に応じた適切なトレーニング方法をナビゲートします。
 高速な音声を聴くトレーニング(速耳トレーニング)を実現するソフトの多くは「速さ」をアピールします。これは数字で表現した方が消費者にインパクトを与えやすい、他と比較して優位性を説明しやすいからです。
 
 しかし誤解を恐れずに言ってしまうと、実は脳力開発という意味では、あまりそのような「速さ」には意味がありません。脳科学的に見ると、あくまで「文章構造を理解しようとすること」に脳力アップのカギがあるのであって、そのスピードを上げることで脳がいつも以上にがんばらなければならない状況を作るだけなのです。
 
※もちろん、脳科学では解明できない効果がある可能性は残るわけですが、現段階ではそのような効果は、科学的には仮説すら成り立たない状態です。
 
 時々「耳で聞き取れないということは、意識(左脳)を越えて右脳による処理になっている証拠」などと、まったく非科学的なことを堂々と主張する業者もありますが、これま何を持ってそのような主張ができるのか理解できません。耳で聞き取れないと言うことは、脳が情報の受け入れを拒否・無視しているということです。つまり雑音として聞き流しているのです。そのような状態でどうしたら脳が活性化するのか理解に苦しみます。
 
 ですから、重要なのはスピードではなく聴き方なのです。たとえば、脳力アップを目指す場合と、コンテンツの理解・定着を目指す場合とでは、スピードの設定の方法はまったく違います。音読や計算などのような手軽で確実な脳力アップトレーニングも、あくまで「脳力アップ」を目指すだけであって、それ自体が学習になるわけではありませんよね?
 
 もちろん、その人のレベルや経験によってもスピードの値は変わりますが、変速設定方法やコンテンツの選択方法などには、目的にあったものが必要なのです。この速耳マスターでは、そのような目的に応じた設定をあらかじめ用意し、確かなトレーニング効果を上げていただけるようにしています。もちろん、その設定の意味についてもトレーニングガイドで丁寧に解説してあります。
 
3.視覚と聴覚の両面からのトレーニングで、いっそうの脳力アップ効果を得ることができます。
 速耳トレーニングは、脳力アップを目指す場合には目を閉じて朗読を聴くようにします。これは、眼からの情報で気が散ったり、音声を聴かなくなったりして脳力アップ効果が薄れると考えられるからです。しかし、いっそうのトレーニング効果をねらってスピードを上げていく場合には、文字からの情報によって耳で聞き取れなかった情報を補うことが必要になっていきます。そうやって高速な音声に慣れていくのです。「耳が慣れる」状態を作ってやれば、あとは「理解」するために脳がいっそうがんばらなければならない環境を作ることができるというわけです。
 
 そこで、音声の原稿となるテキストを画面に表示する機能を採用しています。


 
 表示フォントや色、1行あたりの文字数は、自分が読みやすい設定に変更することができます。(ただし、音声とシンクロしませんのでページめくりボタンでテキスト表示を進めてやる必要があります。)
 
 また、初級速読トレーニングとしても有効な「文字追いかけトレーニング」と同様、このテキストを(音声再生なしで)高速に表示することができます。この機能を活用すれば、音声とは比較にならないスピード(※)でインプットすることができます。もちろん、これは学習に活用するときや、初級レベルの速読トレーニングをおこないたい場合にのみ使用する機能ですが、資格試験受験者の方などには非常によろこばれています。
 
※朗読の音声スピードはおよそ240~400文字/分であり、4倍速再生したとしてもせいぜい1200文字が限界です。しかも4倍速での聞き取りは非常に困難です。しかし、テキスト表示ならリラックスして眺めるだけでも復習効果が得られますので、非常に高速な表示が可能になります。既習・既読の内容であれば、2000~6000文字/分のスピードでの表示でも復習効果が得られますので、実に2~5倍のスピードということになります。
 
4.各種の音声形式に対応
 速耳マスター2は、前バージョンで対応していたWaveファイル、OGG
Vorbisファイル、オーディオCDに加えて、Sunオーディオ形式、WMA形式などの音声ファイルや、AVI等の動画に含まれる音声も高速再生が可能になっています。
 
※MP3形式はライセンスの関係で再生できません。どうぞご了承ください。
 
5.携帯プレーヤーで、いつでも、どこでも速耳トレーニングを!
 速耳マスター2の目玉機能の1つは、加速エンコード機能です。これは、現在お持ちの音声教材を指定したスピードに加工・録音する機能です。この機能を活用すれば携帯プレーヤーでの速耳トレーニングが可能になります。
 
※ただし、加工・録音して作成される音声形式はWaveまたはOGG
Vorbis、WMA形式のいずれかになります。これらの形式に対応していない携帯プレーヤーをご利用の場合には音声形式変換ソフトなどを使って、対応している形式に変換してご利用ください。(たいていのプレーヤーはWMA形式に対応しており、問題ありません。)


 
6.豊富なコンテンツをご用意しました!
 
 速耳トレーニングをする上で、一番問題になるのが「どうやって教材(音声ファイル)を確保するか」ということです。ネットのあちこちで「無料で手に入る音声ってないですか?」というようなやりとりがされています。
 SRR速読教室では、オプション(別売)で、200本を超える音声教材をご用意しています。併せてご利用ください。 
 
7.ファイルの登録はドラッグ&ドロップで簡単!
 製品版では、ファイルの登録をドラッグ&ドロップで簡単におこなえるようになりました。簡単に操作できることも、毎日の取り組みの手間を考えると重要ですよね。(^^)
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「フォーカス・リーディングをamazonで買うとプレゼント!

「2倍速アタマ」アイテムをもらいにいく!

投稿者 てら : 2008年03月25日 21:55

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